PROJECT STORY

プロジェクトストーリー

#01
「天神ビジネスセンター(仮称)」開発プロジェクト

プロフィール

  • 田代 剛 TASHIRO GO

    開発事業部所属 2008年中途入社
    前職である設計事務所での
    経験を活かし、設計監理を担当。

  • 楢原 智裕 NARAHARA TOMOHIRO

    開発事業部所属 2006年新卒入社
    マンション開発、商業施設運営を経て、現職。
    天神案件へは2017年6月より参加。

  • 中井 祥太 NAKAI SHOTA

    人材開発部所属 2007年新卒入社
    開発、商業施設運営を経て、開発事業部へ。
    天神案件へは初期から参加。
    現在は担当をはなれ、人事業務に従事。

建物の高さ制限の緩和や福岡市独自の容積率の緩和等を活用し、
福岡市・天神の明治通り周辺の古いビルの建て替えを促進する「天神ビッグバン」。
セキュリティやITの設備などハイスペックなオフィス機能を備え、
低層階にはカフェやレストランなどもテナントとして入る計画で2020年度に竣工予定。
この「天神ビッグバン」エリアでの再開発の先陣を切る事業であり、
当社にとって新たな歴史の始まりとなる重要なプロジェクトである。

このプロジェクトの概要を教えてください。

田代 「天神ビジネスセンター(仮称)」は、福岡市が推進する「天神ビッグバン」の第1号案件として当社が再開発する天神・明治通りのオフィスビルです。様々な公共貢献策を盛り込んだ地区整備計画を立て、福岡市から容積緩和を受けて進めているプロジェクトで、2020年度竣工を目指して取り組んでいます。現在は、既存ビルの解体に着手しています。
中井 福岡地所としても初めて天神の一等地で開発するプロジェクトです。

プロジェクト発足の背景や目的を教えてください。

田代 福岡市は、住みよい街としての評価が上がっていく一方で、オフィスがかなり不足しています。特にスペックが高いオフィスビルが不足している中で、福岡をアジアの拠点都市として変えていきたい行政の思いが「天神ビッグバン」として提唱され、当社としても、今回のプロジェクトにおいては、オフィスを中心に福岡を改革していこうということでこのプロジェクトが立ち上がりました。
中井 「天神ビッグバン」の最初のプロジェクトなので、私たちが建てたビルが明治通り全体、そして天神の街を変えていくきっかけとなる意味を持ちます。

その中でみなさんはどのような
役割を果たしていますか?

田代 私は主に、建築の設計推進を担当していて、建築家、インテリアデザイナーの選定を含めた、ハード面を担当しています。
中井 私は既存のビルのテナントや周りの地権者の方々にどのように再開発に協力してもらうかということに取り組んでいました。並行して、事業収支やターゲット、どういうものを作っていけば良いのかを、多くの時間を費やして検討していました。また、およそ100人の地権者の方々と何度も協議を重ね、街づくりの方向性を見出しながら今の開発の素地を作り、楢原さんにバトンタッチしたという感じです。
楢原 私は中井君からのバトンタッチを受けて、まさに今、計画の最終的な部分を詰めています。どのようなビルが必要かというのを行政と一緒に最終的な調整をしている段階です。加えて、着工に向けて最終の工事費や収支計画の確認を行っています。

一番苦労したことは何でしたか?

中井 一番難しかったのは、「この場所に何を作ったら良いのか」を考えることです。難しいことばかりなのですが(笑)、結果それが形として残っていくと、街が変わっていくのではないかなという気がしています。
田代 私は、建築家を選定する際に開催した国際コンペです。これまで海外の建築家に依頼することはあったものの、海外の建築家を含めた国際コンペは初めてだったので、要綱や書類手続きを含め、自ら組み立てていく必要がありました。これはかなり苦労した点です。
また、建築プランをまとめていくことも、これまでのプロジェクトと比べ難しいものでした。今回のプロジェクトは敷地にゆとりがない中で、足元に様々な要素を配置する必要があり、数多くのパターンを検討しました。

やりがいを感じた瞬間は?

田代 初めて国際コンペを開催し、納得のいく結果で終えることができたことに純粋に達成感がありました。
中井 自己満足になってしまうかもしれませんが、「今まで協力いただいた人たちの思いを無駄にせずにいいものになるのではないかな」と思ったときに「これができたら福岡の街が変わるだろうな」と達成感を感じました。
楢原 これからだと思います。完成した時に一番達成感が得られるのかなと思います。いい時にバトンをもらいました(笑)。

「天神ビジネスセンター(仮称)」が完成した時に
福岡の街はどうなっていると思いますか?

中井 まずは市民の方に喜んでもらえると嬉しいなと思います。ただ、私たちのプロジェクトが「天神ビッグバン」の始まりなので、それを受けて街の人々がどう思って次につなげていけるかというところも大切だと思います。
楢原 「天神ビジネスセンター(仮称)」は所謂Sクラスのオフィスビルなので、これを見て国内企業の福岡への移転や、グローバル企業が進出する可能性は高まるのかなと思います。
田代 そういう意味では、「天神ビジネスセンター(仮称)」はスタートラインとして、新しい福岡・天神が動き出したことを象徴するものになればいいなと思います。

再開発事業における福岡地所らしさを教えてください。

田代 コンペを開催するにあたって海外の様々な建築事務所にヒアリングに行ったのですが、意外と福岡地所のことを知っている人が多かったです。これまで諸先輩がいち早く海外の建築家と仕事をしていて、さらにその方々が世界的にご活躍されているケースも多々あり、すんなり話を聞いてくださいました。そうやってフラットに海外の建築家にアクセスできるような会社になれる土壌があるのかなと感じましたし、そこは福岡地所らしさかなと思いました。
中井 福岡に根差し、街づくりをしているというのはとても大きいかなと思います。福岡の街・九州の発展が福岡地所の発展につながっていくという精神が根底にあるので、「今まで福岡になかった面白いことをしよう」とか「福岡の未来のためには何が必要か」というのを一生懸命考えていくのが福岡地所の一番の良さかなと思います。また、少ない社員数の中で様々なチャレンジができて、若手であっても面白い発想があればすぐにやらせてもらえるような環境があるのも福岡地所らしさだと思います。
楢原 経営者との距離がとても近く、担当者レベルであっても提案する機会が多々あります。社長だけでなく役員全員で社員の提案を聞く場が定期的にあって、細部まで話を聞いてくれます。また、短期間で決断して実行できるスピード感は特長だと思います。

今後の目標を教えてください!

田代 このプロジェクトに関しては、初期段階で建物のことだけではなく、「街をどうしていきたいか」をチームで手探りの中、話し合ったことがありました。その時に立てたビジョンを骨格として思い返しながら、連鎖的に続く次のプロジェクトにつなげていきたいなと思います。
中井 「福岡の街をもっと面白く発展させたい」というのが会社の思いであり、自分でやりたいことでもあるので、それが実現できるような人になっていきたいなと思っています。現在は人事の部署にいるので、商業や開発で経験したことを活かしつつ、社員が夢を描けるような機会を提供し、福岡の街を盛り上げていく人材を育てていきたいと思います。自分自身も、最終的にはその思いを持って福岡の街を盛り上げることにつながるような仕事をしていきたいなと思います。
楢原 これまでに開発、マンション、商業と様々な部署で経験を積んできましたが、まだオフィス管理やビルマネジメントなど経験したことがないこともたくさんあります。初めての部署では新たな発見や学びがありましたので、今後も経験したことがないことにも挑戦していきたいです。

※物件の写真はイメージです。
※すべて取材当時の情報です。

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