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プロジェクトストーリー #01ネクサス薬院

PROJECT STORY #01

周辺との調和と
新しい価値の
具現化を目指した
都心部初の
大規模ネクサス物件

参加者プロフィール

  • S.S
    住宅事業部 1990年入社

    前職にて戸建住宅の設計を担当。
    平成5年より当社マンション事業に携わる。
  • D.K
    住宅事業部 2006年入社

    前職でも分譲マンションの開発を担当。より幅広い業務への挑戦を目指し当社へ。
  • T.H
    建設部 2011年入社

    新卒入社。
    現職は入社2年目より担当。

※すべて取材当時の情報です。

事業概要
1989年からスタートした「NEXUS(ネクサス)」シリーズ第18弾(2015年竣工)。
天神まで徒歩10分の立地。シリーズ最高峰、地上20階・全130戸の免震構造採用の超高層マンション。都心部のネクサスとしては初の大規模物件であり、住宅事業部と建設部の2つの部門で万全の体制を組み推進したプロジェクト。
住宅事業部… 用地の取得からお客様への物件の引渡しまで、プロジェクト全体を管理する分譲マンション事業の主管部署
建設部… 建築設計の監修や、ハード面の大規模リニューアル考案、建物の安全管理など、開発や管理運営をハード面から支える部署
プロジェクトではそれぞれ
どんな役割を担っていたのですか。
S.S :
計画初期は建設部に所属していましたが、地下工事が完了した頃に住宅事業部に異動となりました。
建設部在籍時には、基本計画や構造の選定(本物件は免震構造)を住宅事業部や設計事務所と協議をしながら計画を固めていきました。その後、主管部署である住宅事業部に移ってからは立場が変わり、引渡しまでの事業全体の管理を行うことになりました。
D.K :
私がこのプロジェクトに参加したのは、すでに基本計画が進行中で建物のフレームを決めようとする段階の頃でした。
主管部署の者として企画から販売業務、建物施工中の品質管理業務、お客様へのお引渡しまで一連の業務を担当しました。当社の過去物件よりもいっそう良いものにしたいと熱い思いで取り組みました。
T.H :
ネクサス薬院に関わったのは入社して2年目で、まだまだ分からないことだらけの時期でした。
設計業務、工事着工後は工事の進捗状況や施工状況の確認に携わりました。若手とはいえ立場上は現場の設計事務所やゼネコンなどを監理する側です。先輩方からいろいろ学びながら仕事を進めていきました。
S.S :
建設部の彼にはマンション共用部のコンシェルジュカウンターとライトコート(小さな光り庭)のデザイン調整も主体業務として担当してもらいました。社内や設計事務所の調整役を一生懸命こなしてくれました。おそらく大手デベロッパーでは新人にそこまで任せることができないと思います。
T.H :
キャリアが浅いからこそ大事な部分を受け持たせてもらえるのはチャンスだと捉え奮起しました。
プロジェクトで特にポイントに
なったのはどんなところですか。
S.S :
ネクサス薬院は様々な用途の建物が混在している都心市街地の物件です。周辺との調和と今後このような街になってほしいという新たな価値の具現化の両方を満たさなければいけないプロジェクトでした。総合設計制度(注1)を使用することにより、容積の緩和を受け公開空地を設置する運びになったことは特筆すべき点だと思います。
(注1)敷地内に歩行者が日常的に自由に通行または利用できる空地「公開空地」を設けるなどして、市街地の環境の整備改善に資すると認められる場合に、容積率制限や絶対高さ制限などが緩和される制度。
どのようなグランドデザインに
なったのですか。
S.S :
直線的なグランドデザインにしたくないと当初から考えていました。 様々な意見が出る中、ランドスケープデザイナーの力も借りながら、キャナルシティ博多のような曲線を多用した有機的なデザインができたと感じています。都心では珍しく緑に満ち、「マンションのエントランス」としても、「通り」としても豊かなものにできたという手応えがあります。
D.K :
加えて大規模物件というのもポイントだったと思います。プロジェクトに関わる人の数も多く、細部まで意思の疎通ができなかったり、意見がぶつかり合ったりすることもありました。
S.S :
そうですね。外部ファサードデザイン一つをとっても考えはいろいろで、決めるまで何ヶ月もかかりました。 例えば、過去に香椎浜や百道浜など湾岸部のネクサスで海外デザイナー物件を担当した経験を持つ者と、都心部のネクサスを手掛けてきた者とはデザインの考え方が異なる点があります。互いの意見を尊重しつつ議論を重ね、着地点を探さなければなりませんでした。このあたりは彼が特に骨を折ってくれたところでしたね。その甲斐もあり結果的に良いデザインのものができました。
D.K :
みんなこの物件を成功させたいという思いは共通で、過程の違いや認識の違いがあるだけです。 コミュニケーションを大事にしてそれぞれの想いをうまくバランスを取りながら進めていくように努めました。
プロジェクトを振り返って
いかがですか。
T.H :
先ほどもお話したように重要な部分を担当させていただき、周囲の方々からいろいろ吸収しつつも試行錯誤をしながら業務を遂行できたのは大きな糧になりました。その後、オフィスビルなどを手がける中で、あの時はここで手間取ったので早めに動いておこうなど、随所でネクサス薬院での経験を活かすことができています。
D.K :
ネクサス薬院に限らずどんな物件でも産みの苦しみがあり、それゆえに成し遂げた喜びも得るものも大きいです。 住人の方が幸せそうに暮らしていらっしゃる様子を見るにつけやりがいを感じます。近隣の方にもこのマンションができて通りが以前よりも明るくなったと喜んでいただいているのもうれしい限りです。
S.S :
約2年の工事期間中ずっと建物を覆っていた目隠しが、工事の終盤に外されて建物の外観や外構が現れる。 通りを歩かれている方から「素敵ですね。まだ販売していますか」という問い合わせが複数ありました。嬉しかったですね。
今後のビジョンを
お聞かせください。
D.K :
ライフスタイルも多様化する一方で、開発当初にイメージしたライフスタイルが建物の竣工する5~6年後だとさらに違った状況になっています。今のライフスタイルを分析するのも大事ですが、今後の変化も見据えて一歩進んだ住まいづくりを実現していきたいです。
T.H :
現在、開発事業部と一緒にオフィスビルを担当し、その次はグループ会社と組んで国内の主要都市にハイエンドなビジネスホテルを作る計画があります。 建設部だけでなくいろんな部署と連携して多様な物件を手がけていきますので、いっそうコミュニケーション能力を磨いていき、一級建築士として誠実な仕事をしていきたいと思っています。当社は若手でも自分がこういうものを作りたいと積極的に動けば叶うというところがある会社なのでやりがいも大きいです。
S.S :
設計の基礎の勉強になる要素が詰まっているのが住宅設計です。そこで培ったものを商業施設やオフィスなど各セクションでも存分に活かすことができる人材の育成をさらに支えていければと考えています。ネクサス薬院に限らず、小規模な物件でも一物件ずつ丁寧に作っていくことでお客様の満足度を高め、ブランドを継続していかなければと思っています。

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