
若手社員が語る、福岡地所のリアル。
福岡地所って、どんな人がいるんだろう?
入社したらどんなふうに働くんだろう?
先輩や後輩とはどんな関係性なんだろう?
会社の人やカルチャーは気になるものですが
実際のところは入ってみないとよくわかりません。
今回は、就活から数年が経過し、それぞれの現場で活躍する若手社員
4人に集まってもらい、入社してはじめて分かった
福岡地所の人とカルチャーについて語ってもらいました。

R.H
賃貸事業一部/2019年入社
主な業務:新築オフィスビルのテナント誘致、立ち上げ、プロモーションなど

Y.S
開発事業二部/2021年入社
主な業務:博多エリア再開発検討

M.K
人事開発部/2022年入社
主な業務:新卒採用、社員の研修・育成など

R.K
エネルギー事業部/2023年入社
主な業務:再生可能エネルギー資産の取得、開発検討・自社の保有資産の管理など


みなさんはどんなきっかけで
福岡地所を知ったんですか?

R.K
大学院生の先輩が「福岡地所」の内定者で、就活の話を聞いたのがきっかけです。福岡で仕事ができること、デザインに特化した物件などに魅力を感じました。また大学が糸島に移転して、在籍した4年の間に街が変わっていきました。大学が動くだけでこれほど変わるとはと、街づくりに興味が湧きました。

Y.S
私は建築系の学科出身です。先輩が「福岡地所」に入ると聞き、そこが天神ビッグバンの規制緩和第1号物件で国際的な建築設計集団「OMA」の建築家を起用した会社だと知りました。大学で学んだ著名な建築家と地場の会社で仕事ができることを、とても魅力的に感じました。
例えば、香椎浜のNEXUS WORLD(1991年竣工)は「OMA」を立ち上げた巨匠レム・コールハース等の設計です。当時から様々な海外建築家と一緒にプロジェクトを行ってきた実績が、信頼材料となって、グローバルに活躍する海外建築家へ交渉しやすい環境につながっていると感じました。入社1、2年目から海外の建築家と仕事をしたのは本当に面白かったです。海外生活で身に付けた英語を今活かしています。

M.K
法学部の学びで不動産に興味が湧き、デベロッパーを志望しました。アカペラのサークルでもライブを作るのが楽しくて、“空間作り”に面白さを感じました。就活ではデベロッパー以外にあまり興味を持てず、いちばん飾らずに話ができたのが、「福岡地所」でした。長く働くことができ、素の自分でいられると思えました。
面接では、中学・高校時代に首都圏にいたことで感じた福岡の文化の遅れについて、話をしたのを覚えています。韓国の流行が東京を経由して福岡に浸透するのを目の当たりにしたことで、福岡の方がアジアに近いのにもったいない!と少々熱く語りました。

R.H
私は、生まれ育った福岡に貢献したいという思いが、まずありました。そして就活を意識しはじめた頃、天神ビッグバンのニュースで「福岡地所」の社名を目にするようになり、それが子どもの頃からよく行った「キャナルシティ博多」と紐づいて、こんな場所を作る会社が福岡にあると感動。さらに、旅先で ”建築” を楽しんでいる自分にも気が付きました。
市や町で検索すると観光地の写真が出ることが多いけど、福岡市は「キャナルシティ博多」です。建築が、街の重要な要素になっている。そんな仕事ができる会社なのだと実感しました。学生時代、ゼミで西新にあった大型商業施設の閉店が商店街にどう影響したか調査したのも、不動産に興味を持つきっかけになったと思います。


福岡地所は
一言でいうとどんな会社ですか?

R.K
若手に任せてもらえる会社だと思いますね。今はエネルギー事業部に所属していますが、入社3ヶ月で売買の仕事にも関わらせてもらいました。上司のサポートはありましたが、これほど大きな仕事がすぐできるとは想像できませんでした。
エリアマネジメント(街づくり)を志して入社したので、現在元々の志望とは違う部署に所属していますが、若手のうちは10年で3部署ほど異動するジョブローテーションがあります。私が所属するエネルギー事業部は新しい部署なので、社内の知見はまだ少ないですが、若手の自分が社内でもこの分野に一番強い!という人材になりうるのは他社ではなかなかありません。

R.H
確かに。私も入社後に驚いたのは、若手が主担当を持てることです。一般的には、上司の下に新人が付いて、指示を受けながら一緒に動きますよね。でも「福岡地所」では若手が主体的に動き、上司がサポートします。新人も、自分の思いを大切にしてもらえます。エネルギーもそうですが、新規アセットについても若手が主担当として取り組んでいます。

Y.S
私も建築部の時、早い段階で主担当になりました。上司が見ていてくれますが、人数が少ない分、任せてもらえる内容は多かったです。責任を持って自分で考えることになるし、大手では多分3、4年目になってやるようなことを私たちは1年目から経験できる。小さいデベロッパーで大きな物件を扱っているからこそだと思います。


福岡地所は
どんなことを大事にしていますか?

M.K
私が学生で、採用面接を受けた時、「自ら発言し、情報を収集し、疑問を持つ」ことを求められていると感じました。入社したら本当に自分から発言する人ばかり。 同期で集まると、話が途切れることがほとんど無いくらいです。
社内では、「どんどん外に出て、見識を深めてこい」とも言われます。“人、本、旅”がキーワードで、一人で黙々と考えるより、本を読んだり、旅に出たり、人といろいろな会話をする方が、アイデアが湧いてくるし意味があると。

R.K
社長とのランチ会もあったりと、経営層との距離が近いのも特徴的だと思います。


R.H
上司と月に一度面談する「1on1」もいい機会ですよね。仕事の話よりも他愛のない話をすることが多い気がしますが、回を重ねるごとに関係が深まるのを感じます。その人自身を知ることができて、業務上でも大切な相談がしやすくなりますよね。

Y.S
「1on1」で、上司と話ができる時間があるのはありがたいですね。先輩とはよく一緒に動きますが、特に異動したばかりだと部長との接点は少ない。信頼関係を築く上で大事だと思います。

M.K
「1on1」が縦のつながりだとしたら、他部署の先輩が新人をサポートする「メンター制度」は横のつながりですね。私の場合、メンター期間の2年のなかで、担当メンターの方が妊娠・出産、そして産休を取られました。その方のライフステージの変化を間近で見て、自分のキャリアについて考えるようになりました。そして、未来を想像して悩んでもしょうがないとも思えるようになりました。この心境の変化は、私にとって大きかったです。


福岡地所には、
どのような人柄の方が多いですか?

M.K
ふだん説明会などでは、「個性を持って自分らしく働ける会社」と伝えています。

R.H
確かに個性の強い人が多いですね。そして、熱意があると感じています。人と接する時は互いにリスペクトし、上下関係はフラットです。

R.K
自転車競技やラグビーなど、スポーツをやっている人も多いですよね。

Y.S
私はバドミントンサークルに参加しています。グループ会社の方も一緒で、色々な方と親しくなれる場でもあります。

M.K
音楽が好きな人たちもいますよ。私はファウンダーの80歳のお祝いに、人生になぞらえた演奏の出し物を、有志の皆で披露しました。

R.H
私は旅が好きで、 社内の人とも出かけます。建築を観に行こうと気軽に誘えるし、楽しいです。同僚と食事へ行っても、皆建築や不動産が好きだから会話が面白い。そう思うと、私の場合、仕事と旅やプライベートな時間に境目がなく、すべてが「好き」に紐づいている気がします。改めて、いい仕事に就いたなと実感します。

R.K
色々な人がいて、皆自分の考えがあるから、指示待ちの姿勢はほとんど見られませんよね。

M.K
相談しにいくと、まず「どうしたいと思っているの?」と聞かれます。

R.H
すべて、担当者の熱意次第ですよね。その熱意にも根拠が必要で、日頃の情報収集や勉強が決め手になる。熱意が伝わらなければ「やらなくていい」となり、伝わったら伝わったで本当にいいの?と焦る時もありますが、企画が通ったら全力でやるだけです。
今後どのような業務に
挑戦したいですか?

R.H
オフィス関連の仕事をしてきたので、今後は他の分野(ホテル、住宅、エネルギーなど)を知りたいですね。エリアマネジメントにも興味があります。ソフトの面でも、アートや文化、産業育成などで街を盛り上げられたら面白いでしょうね。

R.K
僕はやはり、エリアマネジメント(街づくり)をやりたいです。大学移転で街の変化を感じたように、自分も街に色を付けてみたい。

Y.S
私は、自分が推薦した海外建築家に社内の国際コンペに参加していただくことはできましたが、次はプロジェクトを実現させたい。福岡の街にいいものを与えられる仕事をしていきたいです。